About us 時代物工房 一助朋月

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ようこそ、いらっしゃいませ!戦国武将が行き交った街、湖国長浜の甲冑工房

「時代物工房 一助朋月」
(じだいものこうぼう いちすけほうげつ)です。

 ようこそ、WEBサイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私ども時代物工房 一助朋月は、滋賀県長浜市で営んでおります、樹脂製オーダーメイド着用甲冑の工房です。

 

樹脂製オーダー甲冑…「着て、楽しむための甲冑」「着て、動いてカッコイイ甲冑」を作っています。

 私どもで誂えております甲冑は、全て樹脂製です。(PP樹脂、FRP樹脂など)樹脂製ならではの特徴を生かして、軽くて衝撃に強い、水や汗で傷まない、動きやすい、清潔で快適な、現代人にあった着心地の甲冑です。

 なぜなら、「着て」楽しんでもらいたいから。
着用の重さによる疲れを軽減し、着なれていない方でも、比較的楽に着て頂けます。
(一般的な鋼鉄製の半分以下の重さ)

 また、お客様の体形・ご要望ご用途に合わせて、最適なコーディネートをご提案し、時には型紙から一つ一つ手作業で誂えておりますので、無駄な締め付けがすくない分、体の動きを制限せず、アクションや演武にも自信を持っておすすめしております。

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一部補強のための部品を除き、殆どのパーツが樹脂製ですので、汗や水分により錆びたりすることが無く、お手入れも簡単です。
また、籠手や脛当て、兜の浮張り等、直接肌に触れやすい部分は手軽に洗ってお手入れができるよう、清潔・快適にこだわり独自の工夫をしております。

P1030694兜,洗える浮張り

私たちの樹脂製甲冑はこんなところで使われています!

□全国の歴史まつり・武将イベント・祭礼
(個人の愛好家様からも主催自治体や団体様からも幅広くご依頼いただいております。)
□舞台演劇・殺陣ショー・テレビ番組
(舞台での早替え・ワイヤーアクション向けなど特殊事例にも対応しております。詳しくはこちら
□甲冑体験・変身スタジオ・フォトスタジオ
(重さが気にならない分、女性スタッフさん中心の現場でも楽々着付けられ、お客様も動きやすく疲れにくいのでカッコイイポーズや表情が決まります!)

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このページに掲載の甲冑写真と人物写真は全て、過去の製作事例と実際にお納めしたお客様より頂きました写真です。
ありがとうございます!(無断複写・無断転載はおやめください)

工房スタッフ(夫婦二人の小さな工房です)

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「現代の素材を用いても、作り方は先人に倣って」…甲冑作家・一助朋月

工房の甲冑は全て、オーダーを頂いてから、甲冑作家・一助朋月が手作業で作っております。一つ一つがオーダーメイド。ご依頼主にあったサイズ、御好みの色で御誂えしております。

 「素材は現代の樹脂を用いても、工程や扱う形は歴史考証や現存の本歌を重視し、お客様のご要望やこだわりに応じた物作りをしています。
 現存している文化財に先人の残した技術は、本当に素晴らしい物で、何処まで追及しても尽きることはありません。またお客様の『こんな甲冑が着たい。』『こんな物が欲しい』というご要望が、日々新たな追求課題となります。期待に添えられる、期待を超えられる物をと、毎日が限界への挑戦です。」

趣味:バイク  特技:居合(無双直伝英信流 錬士)

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「メールの向こうに思いを馳せて、対応しております。」…女将・ゆえ

このWEBサイトの管理やツイッター・FACEBOOK・ブログなど広報活動全般と、受注・発送等のメール上の対応をしております。

 「頂いたメールを開くと、どのような方が、どのようなご要望を持って、ご注文やお問合せを頂いたのか…『推理』が始まります。お書き頂いた内容にお応えすることは勿論、言葉の向こうに、まだ形になってない思いや要望があるのでは…と、思いを馳せつつ、それを形に出来るように、お客様と作り手である夫・一助朋月を繋ぐのが、一番の仕事です。

趣味:茶の湯(遠州流)、読書  特技:フードコーディネーター(FCAJ3級、食アド2級)

戦国武将が行き交った街、長浜

(工房のある通り、うらくろ通り:昭和初期からの町家が並ぶノスタルジックな通りです)

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(工房より至近:真冬の大通寺)

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(曳山祭り:工房の在る町内が有する曳山)

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工房は滋賀県の北に位置する、長浜市の市街地にあります。工房付近は黒壁スクエアや曳山博物館、大通寺があり、年中多くの観光の方が訪れる賑やかな街です。そして湖国長浜は戦国時代、多くの戦国武将や歴史上の有名人が、生まれ、訪れ、治めた…歴史の宝庫です。

市街地より北に車で30分行けば小谷城跡があり、ここに織田信長の妹、お市が浅井長政に嫁ぎ、浅井三姉妹と言われた、茶々(淀の方)・初・江(江与)が生まれました。浅井長政と織田信長は後に対立、信長は羽柴秀吉ら兵を差し向け、小谷城は落城しました。
 信長は、小谷城攻めに戦果を挙げた羽柴秀吉を初めて城持ち大名に取り立てました。それで秀吉が賜ったのが、「今浜」と呼ばれていた琵琶湖岸の地。秀吉はここを「長浜」と改め、築城し城下町を開きました。これが長浜の街の始まりです。
 秀吉は信長の城下経営を見倣い城下は大いに栄えました。曳山まつりも始まりは、秀吉にまつわるという説もあるとか。また、秀吉は長浜城主時代、三服の茶に気を配る、大変利発な土豪武士の子どもと出会います。彼こそ後の石田三成。石田三成の生誕地も長浜でした。長浜市街地より東へ車で20分、長浜市石田町には、今も三成生誕のルーツが各所に残っています。

 このほか、秀吉は後の豊臣の天下を支える武将に、長浜で出会い、取り立て、育てています。脇坂安治、大谷吉継、片桐且元などなど。

 また、黒田官兵衛(如水)の先祖の故郷であったり、千利休・古田織部と並び称される茶道の大成者・小堀遠州の先祖代々の地であったり…戦国期の多くの偉人や武将が足跡を残しています。きっと皆、琵琶湖に沈む夕陽に目を細めたのでしょうか。長浜の今もなお息づく歴史文化の息吹を感じながら、甲冑作りをしております。

 滋賀県にお出での際は是非、長浜にもお立ち寄りくださいね。

うらくろ通りで待ってます!

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